たいへんです!
築1年のみやこの家で不等沈下が発生しました。
不等沈下とは不動沈下とも呼ばれ建物などが均等ではなく傾きながら沈下することを言います。
深刻な事態です。見た感じ傾いてなさそうですが・・・・
サクサクッと直してしまいましょう!?
ご安心ください。
傾いているのはもちろん展示場本体ではなく北側に置いてある木酢液タンク兼物置小屋の話しです。
ほらっ、傾いてるでしょ?
測ってみてもやっぱり傾いてます。
木酢液のタンクが1000ℓ、それに柱や屋根、板の壁まで含めると相当の重さになりますのでタンク下の4本脚だけでは跳ねだした物置き部分の荷重を受けきれず砂利がだんだん沈んでしまったようです。
タンク残量が半分ぐらいに減って軽くなったところで傾き修正してみます。
重さにして600キロぐらいでしょうか?
こんなものは普段の山登りとキャンプと飲酒で鍛えた昭和の男なら人力で、
エイやっ!
・・・・・・ウソです。
床やデッキを下から支える建築金物のチカラを借りました。
鋼製束と言いまして、上と下がネジ式になっていて高さが無段階調整できるのでこれをジャッキ代わりにして
レンチで回します。
ちなみにモンキーレンチはサイズ調整で動く部分を回す(力を掛ける)方向に掛けるのが正解です。(この場合、時計回り)
人力であることには間違いありません。
40℃に迫る酷暑の伊勢崎で頑張りました!
扉が途中の位置で止まるようになればほぼ水平です。
沈んだコンクリート平板の高さを修正し、物置きの隅にも脚を追加してジャッキを降ろしました。
バッチリ水平垂直です。
傾いているのを見るたびにモヤモヤしていたのが、スッキリしました!
やはり入念な地盤調査と基礎計画は重要ですね、
肝心な建物は綿密な地盤調査のもと必要に応じ地盤改良と適切な基礎計画によって強固に建ってますのでご安心ください。(10年の地盤保証付き)
お客様係 飯塚邦彦
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