弊社の乾燥炉が稼働して、8年5ヶ月が過ぎました。
数々の失敗を重ねて今日があるわけですが,群馬県林業試験場より
乾燥炉として認定も頂きました。
聞くところでは、全国に十数カ所の燻煙乾燥炉があるようですが、
公的機関よりお墨付きを頂けたのは稀のようです。
その実証ではないのですが、ちょっ実験をしています。
こんな感じで、地元の赤松丸太が1年と10ヶ月が過ぎました。
右が未処理材、左が燻煙乾燥材です。
見ての通り、未処理の赤松丸太はキノコが生えて腐れが始まってきています。
左側は当初のままです。
改めて煙の力に驚かされました。
元々、昔の囲炉裏をヒントにして考えた技術ですから、当然と言えば当然ですが…(笑)
みじかの所では、カツオを煙で燻す事により、煙の保存効果でいつまでも腐ることなく
カツオ節として美味しく頂いています。
安全な自然から頂いた防腐剤なんですね。
改めて、燻煙乾燥を開発して良かったな…て思った瞬間でした。(^_^)
家づくり幸せ応援隊
隊長 齋藤英之