こちらの写真、築49年の住宅の小屋裏になります。
外壁を剥がしてリフォーム中の現場になりますが、
剥がしてみると小屋裏が丸見えに。
築49年ということもあり、野地板(屋根の下地の木材)は
バラ板という9cm幅ほどの無垢の木を一枚一枚張ったもの
(現在は畳一枚サイズの合板を張っているのが主流です)で
梁は丸太梁という木の皮を剥がした状態の木材で組まれていました。
丸太梁は製材の手間は省けますが、まっすぐではないので大工さんは
その形に合わせて高さや他の部材を加工しなくてはならないので
時間と技術が必要です。
また、二階の天井が見えていて断熱材がまったく入っていない状態でした。
つまり屋根で受けた太陽の熱がそのまま二階の天井へ伝わってしまう状態。。
お施主様へ事情をご説明し、今回は天井裏に上から断熱材を敷き込んでいきます。
真ん中の方は人が何とか立てますが、端っこは届かないので棒でツンツンしながら
敷き込んでいきます。
小屋梁から足を踏み外すと二階の天井を突き破ってしまうので慎重に作業し
何とか隙間なく敷き込み出来ました!!
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斉藤林業 メンテナンス部 納見毅