包丁一本と己のスキルだけを頼りに、
日本を渡り歩いたあの激しい季節から、もう何年たったのだろう・・・
有名旅館の厨房も素晴らしかったし、
都会の店のキッチンも良い経験で俺を育ててくれた。
しかし、何かが足りない、心は満たされず心は空しくなるばかり。
そんな旅の中で見つけた一つの答え、究極の調理場は「野」だった。
調理器具も限られ熱源は焚き火だけの不自由な場所が生み出す自由さが実に心地よい。
そんな焚き火が生み出す料理を紹介しよう。
「シュクメルリ」ニンニクとチーズのホワイトソースで鶏もも肉を煮込んだジョージア料理。
「 チリコンカン」アメリカテキサス州のメキシコに近い地域で発祥のメキシコ風のアメリカ料理。
粉からパンを焼くのにも特別な道具は必要ない。
「山芋のふわとろ焼き」某チェーン店のメニューも焚き火で出来る。
豚肉も吊るして焼くだけでアートで雰囲気のあるものに変わる。
一例を紹介したが、突き詰め、無駄をそぎ落とし、シンプルに変わる一つの答えがここにある。
もし貴方がレシピを知りたくなったら私を訪ねるとよいだろう・・・
ぐんまの木の家 断熱施工担当 中村勝彦
15+