パートⅡです。
9月29日(水)
グンマーの山登りびとなら一番人気のこの山には、
行っとかNight!
という事で谷川岳に行ってきました。
この週は仕事の都合で連休ではなかったため、金にモノを言わせてロープウェイで楽させていただきました。
と言いつつ、ロープウェイ乗り場の駐車場代をケチり少し離れた谷川岳インフォメーションセンターの無料駐車場を利用。
ですが、ロープウェイはケチらずしっかり往復切符を購入です!
ほぼ始発の8:00頃のロープウェイにはたくさんの登山者が並んでいました。
さすが人気のお山です。
ロープウェイを下りるとそこはガッスガスに曇った世界でした。
でもそこは「持ってる男」、前回の浅間の時のように山頂では晴れることを信じて登ります。
木道あり、岩場ありの道を進み高度を上げていきますと・・・、
はいっ、キター!晴れ間。少し早めですが紅葉もきれいです。
雲の中から突然現れる近くの山も幻想的です。
なんかアルプスとか本格的な高地登山の雰囲気です。(行ったことありませんが・・・)
谷川岳は2,000mに満たない標高の山ですが、群馬県と新潟県、いわゆる太平洋側と日本海側の境に位置し複雑で厳しい気候により森林限界が他より低いためロープウェイから1時間半ほど歩けばこのような景色に出会える私のような初心者でも楽しめるコースから、上級者コースまで懐の深いお山です。
そのため、滑落や遭難など山岳事故による死亡者数がギネス世界記録に記載されるほど怖い山でもあります。
これは滝雲と呼ばれる現象で、群馬県側(左)から上ってきた雲が山脈を超え、新潟県側(右)に落ちて消えていく雲の動きです。初めて見ました。
谷川岳はトマ(手前)の耳と呼ばれる峰とオキ(奥)の耳と呼ばれる二つの峰からなりまずはトマの耳を目指します。
雲海の向こうに見えるのは会津駒ヶ岳など東北の山々のようです。(近くにいた人の解説を盗み聞き)
そしていよいよ最高峰のオキの耳を目指します。
相変わらず眼下は雲ばかりですが、静かな白い濁流のようでキレイで、怖いです。
少し先を行くとモミジがキレイに紅葉してました。
ロープウェイ組の登山ルートはこの辺りから戻るのが一般的ですが、予定時間よりだいぶ早めに到着したため少し先に行ってみます。
めっきり人も少なくなり一ノ倉沢岳が目前のところで11時、ちょうど3時間です。
早めのお昼としました。
おにぎりを食べている間も
コーヒーをすすっている間も悩んでました。
目の前の一ノ倉沢岳山頂まで足を延ばすかどうか・・・?
ここからならあと20~30分位で行けそうですが、往復ですとその倍見なくてはなりません。下りのロープウェイ最終時刻は16:00。
『また今度、お願いします!』一ノ倉沢山に挨拶して引き返すことにしました。
今回はストックを使わないで歩いているので、これから持病の膝痛が発生する心配もあったからです。
「登山には「早出早着」というルールというか教訓があり、早めの出発、早めの到着のゆとりある計画が事故や怪我を防ぐ大原則で、無理な登山計画を立てた段階で遭難は始まっている。」と、某登山系YouTuberに教えてもらったことを実行しました。
引き返すと早速雲行きが怪しくなってきまして、
トマの耳まで戻った頃にはこんなにガスってしまってましたので、
一ノ倉沢岳山頂に行ったとしてもこんな感じだったでしょう。
今回誤算だったのは、「下りの神降臨?」と思うほど下りが好調で膝痛も発生せず
想定より早くロープウェイ乗り場に到着しました。
下山後はコーラしか勝たんデス。 ※運転のないときは除く
最後に、写真の通り紅葉の谷川岳は大変な人気で終始前後に登山者がいるので、
普段は気兼ねなく出来るオナラも我慢が強いられる、
まさに「気の抜けない山」であることをご報告いたします。
お客様係 飯塚邦彦
健康で楽しく暮らせる ぐんまの木の家