様々なアウトドアアクティビティを楽しむために、
現地での天候や状況に合わせた装備変更を行ったり、
シェルターとして車は重要な拠点になる。
しかし、居住性が高いといって大きな車では道なき道を
進むには大きさが仇となる。
コンパクトさと収納力の相反する課題をクリアするには様々な工夫が必要だ。
今回はその一部、天井収納とテーブルの自作を紹介します。
塗料は扱いやすく、ヴィンテージ感を出せる オイルステインがおススメ。
一般的な 「造膜系塗料」ではないのでウエスで刷り込む様に塗ると
木目が綺麗に浮かび上がるので筆で乗せる塗り方は野暮ってやつだ。
しかし、ステイン系塗料は木材に染み込んでいくため、
膜を張らない分造膜系塗料より保護する力が弱いので
オイルフィニッシュやニスなどの仕上げが必要。
今回の仕上げは 私の個人工房の自家製「蜜蝋ワックス」。
蜂蜜を収穫したあとの蜂の巣から、
不純物を取り除いたものを蜜蝋と呼び、
その蜜蝋と乾生植物油を合わせて出来るのが 「蜜蝋ワックス」となる。
しかっりと塗り込み二日後に乾拭きをすると・・・
なんということでしょう‼
無機質な車の中に木の温もりと共に
コーヒーを楽しむ小粋なテーブルが完成しました。
さぁ、次は君の番だ。
ぐんまの木の家 断熱施工担当 中村勝彦
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