私たちの生活はありとあらゆる機械に囲まれています。
そして機械はいつかは壊れるものであります。
先日、我が家の浄化槽のブロワー(送風機)が止まっているのに気が付きました。
普通だったら「ブー」という音が出て触るとブルブル振動しているのですが、完全に停止しています。
このブロワーは浄化槽の中で汚物を分解してくれている微生物にとって必要な空気(酸素)を送っている大切な役割があります。
ブロワーが止まり、酸欠になると微生物が死んでしまい汚水を浄化出来なくなってしまいます。
通常ですと交換や修理を依頼するのですが、新品をネットで買っても1万5千円ぐらい、修理に出しても同じくらいかかるそうです。
まして業者に交換を依頼するとなると5万円ぐらいかかるのではないでしょうか?(知らんけど)
でも大丈夫!
今回みたいに完全に止まっている場合は、簡単な部品交換で治せる可能性大です。
では、分解してみましょう。
プラスドライバーで4隅のネジを外せば
カバーが外れました。
さらに剥いていきますと、こんな部品が左右ふたつ現れます。
これはダイヤフラムと言ってゴムの振動膜です。
モーターによってこのゴム膜の弁が動き空気を送り出しているわけです。
薄いゴム製の部品なので何年かすると劣化して破れてしまいます。
反対側はほら、破れていますね。
これさえ確認できればもう勝ったも同然
いや、 儲かったも同然です!
浄化槽メーカーからメンテナンスキットが出ていて、ネットでポチればすぐ届きます。私の家のブロワー用で4,300円ぐらいでした。
今回交換した部品です。
ダイヤフラムの他にもフィルターやパッキンなど経年で交換した方が良いものがセットになっています。
故障の原因の破れたダイヤフラムです。
綺麗に掃除して、また数年がんばってもらいましょう!
機械は壊れるものですが、直せるものでもあります。
大切に使いましょう!
壊れるといえば、こちらの機械も・・・・
現在修理中です。
お客様係 飯塚邦彦