またまたアマゾンから着弾!
今回はキャンプでもバイク用品でもありませんよ~!
先日宿泊体験いただいたお客様から、
『絶対湿度も管理された方がいいですよ』とアドバイス頂きました。
なるほど、快適環境を管理するうえで多くの人が快適と感じる温度20℃、湿度50%を目指してました。
ここでいう湿度は相対湿度で、空気中に含むことができる最大の水蒸気量(飽和水蒸気量)に対しての水蒸気量の割合で単位は%ですが、飽和水蒸気量は温度によって異なるので同じ水蒸気量でも相対湿度は温度によって変化します。
かわって絶対湿度とは、その空気中に含まれる水蒸気の質量を空気1立方メートルあたりに換算したもので単位はg/㎥で、温度は関係ありません。
では何故、絶対湿度の管理も必要かというと『健康に暮らすため』です。
今の時期流行っているインフルエンザウィルスは湿気を嫌い乾燥を好みますので
湿度が高いほうがインフルエンザが流行しにくいとされていますが、ここでいう湿度は温度に関係ない絶対湿度です。
空気中に放たれたインフルエンザウィルスの6時間後の生存率は
絶対湿度 5g/㎥では、50%
7g/㎥では、20%
11g/㎥では、5%
17g/㎥では、0%
厚生労働省では一般的に普及している湿度計でも目安になるように
室温25℃の時に相対湿度で50~60%を勧めています。この時の絶対湿度が11.5~13.8g/㎥)私の感覚では、かなり湿った空気感です。
いちばん快適=いちばん健康な環境では無かったことを教えていただきました。
というわけで購入したのが、
お客様から教えていただいた、絶対湿度も測れる温湿度計です。
(その日のうちにポチって、その日のうちに配達されるスゴイ時代です。)
事務所で電池をセットしたら・・・
絶対湿度7.0g/㎥の『警戒』表示とご丁寧にLEDとアラーム音で警告いただきました!
インフルエンザウィルスにとっての快適環境でした⤵
スタッフの健康のためにも加湿が必要ですね。
夏風邪のウィルスは逆に湿気を好みますので、流行するウィルスによって異なる湿度管理が大切となります。
快適と健康では目指す湿度レベルが少し異なることを踏まえ、より適切なアドバイスができるようにしていきます。
今回のブログで引用のデータは購入した温湿度計メーカー公開の資料↓を参考にさせていただきました。
季節性インフルエンザの流行と絶対湿度との関係について
お客様係 飯塚邦彦
よしおかパークの近くで宿泊できるモデルハウス 吉岡の家 オープン中