ハイエースの荷台に本社工場からあるモノを積んで移動中
到着したのは春にお引き渡ししたS様邸
理想の住まい(飯塚)斉藤林業スタッフブログ
何を運んできたかというと、S様が待ちに待っていた「机」
こちら、ただの机ではありません。
もともとは奥様のお母様が使われていたものを奥様が受け継ぎ、
S様のお嬢様に引き継ぐべく不具合箇所の修理のためお預かりしたものです。
そして、大切に受け継がれてきたこの机はS様邸の間取りにおいて重要なアイテムでもありました。
お子さまが2階の個室で勉強するまではダイニングのスタディーコーナーにピタリと納まるよう、設計の土屋スタッフが計画させていただきました。
修理箇所は
・凸凹や端が欠けた天板を覆うために張られた木目のリメイクシートを剥がし糊の除去、天板の凸凹、欠けの修理
・壊れた引き出しや摩耗部分の修理、スムーズに動くように建付け調整
・ガムテープ剥がし糊の除去、破損個所の修理
・塗装(削ったり埋めた所は元の色に調色し塗装)
などでした、作業にあたった家具工房のスタッフによると特にシートやテープの粘着糊の除去が大変だったとの事です。
今回の修理のテーマは「新しくしない」。
使い続けてきた痕跡や風合いを変えずに治す難しい作業ですが・・・、
果たして修理の結果は?
「良いアンティークの机みたいですね!照明もバッチリです。」
S様も仕上がりにご満足いただけました。
納まるべき所に納まり、やっとS様邸が本当の完成を迎えたように思いました。
そして、想いを繋ぐお手伝いができて幸せでした。
お客様係 飯塚邦彦
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