こんにちは!
メンテナンス部の納見です。
タイトルの「○○して、生かす」ですが、
好きな作家さんの一人、フラワーアーティストの東信さんの言葉です。
(海や宇宙に花を生けてみたり、いろんなことにチャレンジされている方です)
正式には「殺して、活かす」になります。(インパクトの強い言葉だったのでタイトルはオブラートに包んでみましたw)
この意味は、
花は命あるもので、咲いているだけで十分美しいのだけれど
フラワーアーティストとしてその命の頂くときに、咲いた状態よりもより美しく
人の心に深く届けることで、生かさなければならない。
というものです。
心に沁みます・・・。
なぜこの言葉を思い出したのか、それは・・・
先日工事をさせていただいた、N様邸でのこと。
完成後ふと上を見上げると、キャットウォークの隙間から綺麗な影が壁に落ちていました。(写真が下手くそで伝わりにくいのが残念でなりません)
弊社ではお馴染みのキャットウォークですが、節のない綺麗な材料が
均等に並んでいる姿やそこから落ちてくる影は単純に美しいなと感じたからです。
木ももちろん命あるもので、弊社では
群馬県の山から切り出し、自社工場で丸太の状態から加工していきます。
柱や梁などの大きな部材(主に構造材といわれるもの)を取ったあと、
間柱などの羽柄材を取ります。
どれだけ丁寧に木取りをしても10パーセントほどのロスが出てしまうのですが、
弊社ではそれをプレゼント用のおもちゃにしたりして無駄を極力なくす努力を
しています。それでも出てしまうものは燻煙乾燥をする燃料として消費しています。
前回に続き、手前味噌でお恥ずかしいですが、
そんな「無駄なく生かす」という取り組みが
東信さんの「殺して生かす」という言葉と頭の中でリンクしたというお話でしたw
N様邸は無事にお引渡しをさせていただき、
工事中に吹抜けが塞がり床ができると
お子様二人が興味深々と見学に。
とても楽しそうに、そして喜んでくれました。
完成後もこうしてお客様のくらしに携われることに感謝です☆
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ぐんま木の家 メンテナンス部 納見毅