お昼ご飯を買いに寄ったコンビニの駐車場にユニット工法の住宅ユニットを積んだトラックが何台も待機してました。
私も20年ほど前までは木造のユニット工法のメーカーに勤務してましたので懐かしく思い、じっくり見学させていただきました。
現場に着いたらすぐクレーンで吊れるように輸送中のシートが外してありました。
(天候の不安定な時期はこの状態で雨でも降られると最悪でしたねぇ)
低床ワイドの4tロングのトラックの荷台いっぱいが最大のユニットサイズですが、同じ面積の建物でもユニットの数が少ないほうが割安なので、いかに大きなユニットを少なく使うか?が設計に求められました。
進入路が狭い場合などは割高になってしまいますが、小さなトラックに載る小さなユニットを多く使う設計などで対応してました。(大変だったなぁ。)
気に入ってもらえたけど、施工できずに涙を飲むこともまぁまぁ有りました。
(進入路が狭くクレーン車がハンドル切ったら、タイヤでブロック塀をなぎ倒したこともあったっけ。)
断熱材や
床や壁の下地材、石こうボードのビス穴のパテ処理までしてあります。
電気配線やキッチン、ユニットバスまで設置済み、現場で使う材料もできるだけユニットに積んで運んできます。
(重すぎて安全装置が作動しクレーンが途中で止まってしまい、宙づりのユニットから積んである材料を降ろしたことも・・・・、そのユニットの重量や据え付ける場所、クレーンの能力、現場での設置スペースなど複雑なんです。)
使用されている材料の種類やサイズ、接合方法など木造在来工法とは随分違います。(へぇー!?)
外壁材もあらかじめ張られてきます。
なるべく工場での生産率を高め、材料の輸送費など徹底的に合理化を追求した工業製品といった感じです。
やはり当社とは「家づくり」といった同じカテゴリーでも、良い・悪いではなく目指す方向性が全く違う事が分かりました。
良し悪しを決めるのは建て主様ですからね~。
斉藤林業の現場はお持ちすることはできませんが、いつでも現場をご案内しますので両方見てから決めることをお勧めします。
お客様係 飯塚邦彦
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