先週は工場見学会へたくさんのお客様にお越しいただき
ありがとうございました。
今日、本社でのお打合せの帰りに乾燥炉に寄ってみました。
工場見学時にはパネルで説明させていただきました「燃料入れ」の実際の様子が見られたので、ご紹介します。
乾燥炉の下は人の背丈ぐらいのピット(地下室のような)になっていて
そこに製材で生じた端材やかんなくずなどを入れてゆきます。
(接着剤や塗料の着いた物は入れません)
いっぱいになったら厚い鉄板で蓋をして、その上に乾燥させる材料を
煙が回るように積み、スクリーンとシャッターを閉め
ピットの脇から着火します。
着火後は煙突が空気を引っ張り始めるまで吸気口から扇風機で風を送ります。
あとは弁の調整で温度(約70℃)を管理して20日間じっくり燻しながら乾燥させる。
乾燥中の1号炉内の温度です。
きっちり平均70℃、流石ですね!
今まで工場を見学いただきました皆さま、復習いただけましたでしょうか?
また、これから工場見学いただく皆さま、予習くださいませ。
とにかく木造は木材の強度や精度に影響する乾燥が命です。
乾燥方法以外にもたくさんのこだわりや工夫があります。
木が好きな会社のこだわりをぜひ知っていただきたいです。
来月もたくさんのご参加お待ちしております。
お客様係営業部 飯塚邦彦
4+