庭の植栽も新芽が芽吹き、春の訪れを感じる季節になりました。
自分で剪定し、梅らしい(?)樹形になった庭木も新芽が芽吹いておりますが、樹木市場で購入したときはこんな形の若木でした。
『梅の苗木を下さい。』と、市場に数ある梅の苗木の中からおばちゃんに『はいこれ。』と渡されたものがこの形の苗木。
※梅の木を一度上部カットしてそこから新芽が生えてきた苗木なので、幹の上部がこぶのようになっています。
わざわざ渡してくれたので、何も知らない私は、『こうゆう苗木がよい苗木なのかな?』と何の疑いもなく購入しましたが、
残念ながら、育ってみての枝ぶりは決して良い枝ぶりとはいえませんでした。
梅の苗木は幹が太い方が良いそうなのでわざとカットしてあるものかもしれませんが、苗木を購入するときは、将来の枝ぶりを想像しながらしっかり選んだ苗木を購入した方が良いですね。
こちらは世にも珍しい株立ち(カブダチ)の夏みかんの木。
※株立ち・・・一つの根から何本も幹がでている樹形の木のこと。
一本立ちの小さな苗木を購入し庭に植えたのですが、数年前の大雪で芯幹が霜焼けで枯れてしまい、もう駄目かなぁと思ったら、ひこばえの枝がにょきにょきと育ち、結果的に株立ちの夏みかんとなりました。
最初はこんな小さな苗木でした。
今思えば、もう少し大きく成長するまで鉢で育ててから庭に植えた方がよかったのかもしれませんね。
この株立ちの夏みかんが、これからどんな風に成長するのか楽しみ(不安)です^^;。
※普通、夏みかんは一本立ちなので株立ちの夏みかんが売られていることはありません。
こちらはシマトネリコとシャラの木。
購入した当時はシャラの木の方が全然大きかったのですが、シマトネリコの方が成長が速いため、敷地の南側にあるシマトネリコのほうが俄然大きく育っています。
それぞれに陽が良く当たるようにと当時大きかったシャラの木を北側に植えたのですが、成長速度が違うため、シマトネリコが追い抜いてしまいシャラが影になってしまいました。
植える場所も、木の特性をしっかり調べてから植えるべきでしたね。
こちらはひっそりと芽吹く芍薬(シャクヤク)。
芍薬は草木の為、冬には地上部が枯れてしまいますが、毎年春に新しい芽がにょきにょきと育ちます。
大きな綺麗な花を咲かせるので毎年の楽しみです。
色々ありましたが、それぞれどんな風に育ってくれるのかなぁとウキウキの季節です。
皆様も庭木の特性などを研究しながら、ガーデンニングを楽しんでみてはいかがでしょうか^^。
お客様係り 横山 暢哉