今日のランチは前橋のとある小さなラーメン屋さん。
暖簾も出てないのに満席です。
半ラーメンと半々カレー540円で満腹です。(撮影前にラーメンだいぶ食べちゃいました)
このお店、おばちゃんがたった一人で切り盛りしています。
繁盛しているのになぜお店がまわるかというと・・・
お冷や台拭きはもちろん、
オーダーも客が紙に書いて提出、配膳や上げ膳、会計も厨房まで客が出向く究極のセルフサービスです。おばちゃんが出来た料理をアナウンスすると遠い席には、お客さん同志で伝言します。
更にはじめてのお客には馴れてるお客が教えるという、おばちゃんがひたすら調理だけに専念できるよう徹底した客のサポートで成り立っています。
おばちゃんは、「待たせちゃってわるいね、時間大丈夫?」とか「ゆっくり食べてってね」、「久しぶりだね、また寄ってね」とか常にお客さんの事を気遣い、声をかけてくれます。
繁盛の理由は当然、安くてうまくてボリュームあるのですが、おばちゃんの人柄に魅かれたお客が店を支え合うという妙な連帯感も味わいのひとつなのでは?と感じました。
いつまでも続けて欲しいお店の一つです。
お会計もただでさえ安い金額から 「今日は待たせちゃったから、ちょうどでいいよ。」 と、大胆に端数を切っちゃうのですが
申し訳ないのでキッチリの代金をそっと置いて、気持ちよく店を出ました。
前橋支店長 飯塚 邦彦
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