恐るべし燻煙乾燥処理木材 Part ②

弊社では大黒柱が標準仕様となっています。
杉(角材、磨き丸太、燻煙磨き丸太)桧(角材、出節磨き丸太)、欅、コウヤマチ、
桜、カエデ…等多種をご用意しておりますが…
お施主様からのご要望を頂き今回の試みとなりました。
ご要望内容は
⑴ 真っ直ぐな木でなく、多少自然な感じが良い。
⑵ 表面の仕上げは、昔の木材加工風に。(ちょうな加工?)
こんな感じなんですが…
色々スタッフと協議した結果、赤松丸太を加工しようと決定。
ところが、赤松は夏を通すと虫が入る、カビるというやっかいな木材です。
それなら乾燥処理しようと、乾燥業者を探して見ましたが全て
「赤松丸太」て聞くと、答えはNOしか返ってきません。
何でも、成功した事がないとの事です。
最後には「諦めた方がいいよ」だって…
そこで弊社も初めて赤松丸太の燻煙乾燥処理となった訳です。
上棟日までに、間に合わない旨のご承諾を頂き挑戦です。
(燻煙乾燥は一般的な高温乾燥の5倍、20日間とゆっくり乾燥させるので…)


期間はかかったのですが、見事な仕上がりにスタッフから喝采(^_^)
やった…て感じでした。

こんな感じに表面を仕上げお施主様からも拍手を頂きました。
11月には竣工予定ですから、また報告いたします。

家づくり幸せ応援隊
隊長 齋藤英之

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