朝、気がつくと図面を書き間違えた夢で目が覚めた。
意外に体はいつもより軽い。ふと、打合せに必要な書類でまだ出来ていないものがある事に私は気付いた。
いつもより少し早い時間だが私はいつものように、ヒゲを剃り、寝ぐせ直しに頭を洗い、歯を磨き、野菜ジュースを飲みほした。
部屋に戻り着替えを済ませた私は、いつも付けているジェルをつけづに家をでた。
なぜか、ジェルを付けるきになれなかった。
いつもよりラフなヘアスタイルで車へ乗り込み、暖房が利かない車内でアクセルをふんだ。
コンビニによって、お決まりのはちみつショウガを飲みながら高速を15分ばかり走らせると仕事場についた。
出社時間の1時間前だが誰か人がいる気配がした。
恐る恐る社内へ入ると一人モクモクと仕事をする斉藤学君がいた。
いつも、始業時間ギリギリに出社する私は彼が仕事熱心な事に初めて気がついた。
たまには、いつもと違う行動をしてみると、こういった発見が出来るものだ。
彼の闇の部分がもっと知りたくなった私だった。
いつも土屋さんの次に遅出の提案チーム 板橋 洋介
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