稲数 健一郎
27歳の時、斉藤林業の家に惚れて斉藤林業の大工になりました。
お客様に喜んでもらえる大工仕事ナンバーワンを目指しています。
【部署・役職】大工
【名前】稲数 健一郎(いなかず けんいちろう)
【ニックネーム】イナカズ
【生年月日】1979年5月22日
【星座】ふたご座
【血液型】A型
【出身】群馬県渋川市
【資格・特技】大工2級技能士(群馬県競技会2位)、危険物取扱者、
火薬取扱者責任者(甲)、火薬製造保守(乙)、
測量士補、大型自動車免許 他
【趣味、休日の過ごし方】
大工道具集めですね。手道具が好きなので、
道具屋さんに行って買ったり、見たりしています。
仕事内容を教えて下さい
大工として実際に家をつくり上げることが私の仕事ですね。
斉藤林業の社員大工は、ただ自分で叩くだけでなく、
家の仕上がりまで責任をもってつくり上げることを求められています。
なので、最後の納まりなどは、大工の技量に任されているところも大きいんです。
斉藤林業の家はお客様ごとに家のつくりが全然違います。
図面を如何に形にするかは、大工のセンスにかかっている。
そんな意識で仕事をしています。
また、現場でのお客様との打合せも大切な仕事。
家の話だけではなく、
世間話などしながらお客様の生活のイメージをしながら仕上げていきます。
斉藤林業のお客様は、現場に見に来てくれる方も多いので、
その点は助かっています。
この会社(業界)に入った理由はなんですか?
思えば27歳の頃ですね。
前職時代、家づくりの仕事には全く携わっていなかった時、
一人の顧客として、斉藤林業のモデルハウスを見に行った時のことがありました。
家に入った瞬間・・・
「こんな家、つくってみたい」
直感的にそう思ったんです。
当時は大工の経験なんて全くのゼロ。
今思うと、よく採用してくれたよな、とも思いますが、
縁あって、受け入れていただき、入社することになりました。
斉藤林業の家にはなんとも言えない「あたたかみ」を感じたんですよね。
心動かされました。
えっ? 未経験で入社して大変ではなかったかって?
いやぁ、大変でしたよ。
大工をはじめる年齢としては、若いわけではなかったので、もう必死でした。
人の3倍はやる! という覚悟で、本当に3倍以上やったと思います。
会社で行かせていただいた学校はもちろん、建築の勉強もしたし、
休みの日は、知り合いの大工さんのところに言って、教えてもらったり。
はじめの5年はほぼ休みなしで、修行の日々でした。
「この仕事をやってて良かった」と思う瞬間は?
やりがいは、一人前と言ってもらえるような仕事を任されてからですね。
お引き渡しの時、自分の手がけた家をお客様が喜んでくださっている顔を見た時は、
やはり嬉しいですね。
表に立つのは得意ではないので、お客様にどうでした?
なんて聞けないですけど、お客様の方から
「稲数さん、もういなくなっちゃうんですね」
なんて言われた時は嬉しかったです。
大工としては、いい家をつくったという満足感が
一番という方もいらっしゃるかもしれませんが、
私の場合、最終的にお客様の気持ちが
「嬉しい」とか「よかった」となっていることが一番大事かな、と私は思っています。
それは、元々私自身、お客様の立場で家を見ていたことがあるからなのかなぁと、
最近思います。
大工としては遅いスタートでしたが、
それが今は活きている部分もあります。
「自分は毎日家づくりをしているけど、お客様は初めての家づくり!」
1軒1軒、お客様の期待を背負って建てていることを肝に銘じて家づくりをしています。
今の仕事で大変なところ・気をつけているところは?
斉藤林業の大工は、体を使うだけの仕事ではない、という点ですね。
段取りや図面を作成するときには、頭も使うし、
お客様とのコミュニケーションでは、心というか、気持ちも大切にしなければならない。
ただ、私はそのことは、嫌いではありません。
お客様の目線で考えた時、
やはりコミュニケーションというのは、
時に大工の技術よりも大切なこともあると、私は思っています。
社内で「これをやらせたら右に出るものはいない」ことはなんですか?
う~ん、何でしょう。
仲間からは「仕事の段取り、すごいね!」と褒めてもらったりもしますけど、
こういうことって上には上がいますからね。
でも、段取りは得意です。
というか、前の日にはしっかり準備できていないと怖いんですよね。
そんな感じです。
今後、仕事で(もしくはプライベートで)実現したい夢は?
お客様から
「あの大工さんに任せておけば安心だよ」
と言ってもらえるような大工になれたら嬉しいです。
ご指名ってやつですね。
それはきっと、そのお客様にとっていい家ができたことはもちろん、楽しい家づくりができた!
って喜んでもらえている証だと思うので。