細部こそ大事(飯塚)斉藤林業スタッフブログ

前橋市で建築のM様邸も来週お引き渡しです。

工事中の養生も外れ完成状態をM様にご確認いただきました。


福地スタッフが設計したM様邸、全体的に品が良く洗練された雰囲気に仕上がりました。

全体を見てそう感じるのは細かい部分にまで気を使い手間を掛けているからです。

たとえば、右側の造作収納カウンターの端は


側板(縦の板)とカウンターが斜め45度の角度の切り口同士を接合しています。

こういった部材同士の取り合いを「留め」(とめ)、留め接ぎ、留め加工、留め納まりなどと言います。
通常より材料の加工精度や接合部の強度確保など技術が要求されますが、
材の厚みを見せず、接合部をすっきりとシャープに見せることができます。

「神は細部(ディテール)に宿る」

近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエが残したとされる名言で、
「細部(ディテール)へのこだわりが作品の本質を決める」といった意味です。

なんか人間にも通じる気がしませんか?
小さい人間扱いすることを恐れず、細かい事にもこだわっていきたいと思います。

お客様係 飯塚邦彦

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