高崎展示場が有る総合住宅展示場内で、ある大手ハウスメーカーが建て替え工事中です。
先月中旬:「基礎が始まったなぁ~」と見に行くと
鉄筋が組まれてました。
よく見ると砕石の上に防湿シートが敷いてありません。
ベタ基礎のように床下全面にしっかりした厚みのコンクリートが打設される場合は防湿シートがあろうがなかろうが殆ど影響ないのですが、
「敷いてあって当然」という感覚なので徹底したコスト意識に感心しました。
裏側にまわるとたくさんの貫通穴(スリーブ)が設けられていました。
斜めのは給排水管ですが、水平のはエアコン?それにしても多すぎます。
謎を抱えたまま先日あらためて見学に行くと、
床下がスゴイことになっていました!
ブルーシートがかけられている四角いのはエアコンの室内機だと思われます。
計5台ありました。全館空調換気システムのようです。
なるほど、基礎が穴だらけなのはエアコンの冷媒ガスとドレン水の配管、換気の給気と排気がエアコンごとに必要だからなのでしょう。
床下点検や水回り配管の修理も大変そうですが、そもそもこの空調換気システムの修理、交換(床下から出せる?)は出来るのでしょうか?
少なくともダクトのクリーニングはしない前提のようです。
築13年の高崎展示場の2階のエアコンがちょうど壊れ、交換手配をしているので他社ごとながら心配でなりません。
どんな建物に住もうが、住人が感じる快適温度に大差はないはず。
だとすれば、その快適環境に持っていくために必要な設備の差が住宅性能の差。
大がかりな設備を搭載した建物は本当にいい家なのでしょうか?
お客様係 飯塚邦彦
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