サッチングのススメ(飯塚)斉藤林業スタッフブログ

前橋支店の庭は夏は毎日水やりと芝刈りで大変でしたが、今では成長も止まり楽になりました。
しかし、芝の管理に終わりはありません。
来年ふかふかの緑の絨毯を楽しむためには、今から準備が必要です。

今回は芝の管理の「サッチ取り」を紹介します。
サッチとは刈った芝や枯れた芝が芝の根元付近の地面に堆積したものをいいます。
土の中に無いので分解しづらく土壌を覆うように枯芝の層になってしまいます。
これを放置しておくと、
・水やりをしても土壌に染み込まず十分に根が水分を吸えない
・雨の後など土壌の水分蒸発を妨げ蒸れてしまう
・通気性が悪くなり土壌の微生物の働きが弱くなる
など、病原菌の発生や生育の妨げになってしまいます。

なので、健康な芝が育つ環境を整えるためにサッチを取り除く必要があるのです。
この作業をサッチングと言います。
言ってみれば、芝生のスカルプケアですね。


一見きれいに見える芝でもサッチが潜んでいます。


このように熊手やレーキ、バリカタのほうきで掻き掻きしてあげるとどんどんサッチが集まります。

ロープの中(直径1.30mぐらい)だけでこんなに集まりました。
そして結構な大胸筋トレーニングになり、体がポカポカしてきます。

芝の庭の管理が大変と思っている方、エクササイズと暖房を兼ねると思ってこの時期サッチングを頑張ってはいかがでしょうか?

芝の庭が無い方は前橋支店の庭をお貸しします・・・。

お客様係 飯塚邦彦
健康で楽しく暮らせる ぐんまの木の家 斉藤林業

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