出ました、新記録!?(飯塚)斉藤林業スタッフブログ

先日建て方工事がおこなわれた太田市T様邸、
ご夫妻も休暇を取り現場を見に来てくださいました。

そこで発見した物!

E130の杉の柱です。

斉藤林業の構造木材は全量、強度と含水率(乾燥率)を機械測定し、
基準値をクリアした材料のみ測定数値が印字されるといった万全な品質管理をしています。
だから、現場のどの材料もお墨付きなので安心なのですが今回特に強度が優秀な1本を発見しました。
曲げたわみ強度をヤング係数という基準で評価され、一般的に杉はE70以上が良材とされています。
当社の構造材もE70以上が社内基準でE90は当たり前、E110も珍しくないのですが、今回初めてE130を見ました。

気になっていろいろ調べましたが、杉でE130というのは本当に珍しいようで、
ヒノキを大きく上回り特に曲げたわみ強度に優れる雪国の松(北海道のエゾマツなど)と同等です。
↓は群馬県が調査したデータです。(出典:県産スギ平角材の強度性能に関する研究(1))

E130がいかに少ない(っていうか無い)のが分かります。
Tさま、おめでとうございます!

以上、強E(つよイー)お話でした。


それにしても暑い中、てきぱきと仕事する職人さんには頭が下がります。
安全第一でこれからもよろしくお願いします。

お客様係 飯塚邦彦
健康で楽しく暮らせる ぐんまの木の家 斉藤林業

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