先日、我が家の庭に土の山が大量に出来ていました。

何だか分かりますか?
正解は、ミミズの糞が粒状に盛り上がる「ミミズ塚」です。ミミズは土壌の有機物を土と一緒に食べて、糞として排出します。この活動は土壌改良につながるため、菜園や花壇などでは益虫として認識されています。しかし、芝生では糞塚が景観を汚すことや、糞塚が芝刈り機の刃を痛めることから不快害虫として位置付けられています。

子供が庭で遊んだりするので、殺虫剤の使用に抵抗があるので、椿油粕で駆除することにしました。椿油粕にはサポニンという天然の界面活性剤(天然の石鹸)が含まれています。

椿油粕を1㎡あたり100g散布し、サポニンを染み出させるようにたっぷりと散水すると、土壌に浸透したサポニンによって体表のぬめりが除去されるのを嫌がったミミズが地表に逃げ出してきます。

ミミズは地表に出ると紫外線を浴びて死んでしまいます。(もしくは鳥のエサとなる)サポニンは化粧品や食品にも使われている成分ですのでお子様やペットがいても安心して使えます。

安心・安全に駆除することが出来て、とてもスッキリしました!!

ぐんまの木の家 生産 新井正人