Column

コラム

2025.10.31

【支店長コラム】第5回|木材の乾燥と強度

先日、私たちの家づくりへのこだわりが、公的な場で証明される出来事がありました。群馬県の関係各所から検査員が訪れ、工務店が普段使用する木材の品質をチェックする「優良木材検査」が行われたのです。私たちは一切の準備なく、普段通りの材木を検査に提出しました。その結果、若手検査員の方々が口をそろえて発した、驚きと称賛の言葉をご紹介したいと思います。

【驚きの検査結果】検査員が絶賛した「見たことのない強度」

先日優良木材検査が行われた

この検査は群馬県の関係各所からの検査員が各工務店を廻り普段使用している材木をチェックする取り組み

検査項目として 寸法精度 含水率(乾燥具合)強度測定がある

毎年行われるので顔なじみの方が多いのだが、今回は三人の若手が初めて弊社に訪れた

検査が進む中で検査員の方々が口をそろえて言った言葉がとても誇らしかった

「凄く綺麗」「いい材木」「こんな強度見た事ない」などなど

どの工務店も検査にだす材木は綺麗で良い材を出していると推察される

その中でこの反応は嬉しい限り

だが一番大切なのは見た目より家を支える柱材の強度だ

その中で「こんな強度みたことない」は他社の柱材に疑問が浮かぶ

事前に計測して準備した材でなく、通常通りの材木を検査してもらう中で検査員もびっくりの数値がでる事

ここがポイントだろう

【強度の秘訣】家を支える材木に最適な「燻製乾燥」とは

ご承知の方も多いと思いますが他社との一番の違いは乾燥方法にある。

弊社では燻製乾燥という手法を用いて木材を乾燥させている

この乾燥方法の違いが木材の強度と密接な関係があると思われる

木材は乾燥する際に縮小する事をご存知でしょうか?

この縮小こそが強度のポイント。縮む事で強度が増す。

つまりどれだけ木材の水分を抜けるかが強度に関係しているのだ

但し乾燥の温度には注意が必要だがそのことは次の機会にしよう

 

他社の木材と比較して強度が高いという事は含水率が低いという事

表面ではなく柱の芯から乾燥することが大事

つまり燻製乾燥は家を支えるための材にとって最適な乾燥方法と言えよう

【揺るぎない確信】斉藤林業のこだわりと未来への決意

自分が家を建てるなら柱を含む構造材に求める条件は強度以外ない

皆さんにも燻煙乾燥の木材を使用してもらいたいと心から思った

検査員の反応からこんな事を考えていました

やはり斉藤林業の拘りは間違っていない

これからも自信の持てる家造りに邁進しよう!