担当している鈴木様に木工教室にご参加頂きました。
かなりいい感じで、最後の仕上げに自然塗料を塗装中。
建物が完成して実際にダイニングに設置されるのが楽しみですね。
先日の見学会でたくさんの方にご覧いただいた構造現場のお宅です。
骨組みがしっかりしているととても好評でした。
鈴木様はお花とお茶の先生で教え子の方がたくさんいらっしゃるので
完成時のお披露目もたのしみですね!
北高崎駅の近くなので、すぐ隣に線路があり
たまにSLが通ります。
実はこちらのお住まいは建て替えで
その前は築八十三年の建物にお住まいでした。
当時、ここに住んでいた大工さんが作った建物で
かなりしっかりした欅の梁や鴨居には黒柿が使われており
解体前に社長とお伺いして何かに使えるように
とっておこうということになりました。
解体してしまうとなるとどこかさみしさもあり
解体前にご家族様で記念写真を撮りました。
たいようくんも窓のところで記念撮影
解体途中、社長直筆で『再利用』と印をつけて頂きました。
解体は順調に進み
梁などは解体屋さんに話をして
現場の端のほうによけておいてもらいました。
実際に再利用で何かに使われるケースってなかなか少ないと思うのですが、
沼田の本社に運んで製材してみたところ
中のほうも結構きれいとのことで
無垢板工房の増田さんより
ダイニングテーブルくらいならできそうだよ
と連絡をもらいました。
それなら自分達でつくってみたいというお話を頂き
いままで住んでいた築八十三年の家から採れた木を使って木工教室での
ダイニングテーブルの制作にとりかかることになりました。
ちなみに天板に黒柿を挟んだデザインは増田さんに提案して頂きました。
お子さんが大きくなっても
小さい頃住んでいた建物の思い出が
このテーブルをきっかけによみがえるのではないでしょうか。
建物が完成して実際にダイニングに設置されるのが楽しみですね。
お客様係 栗原 幸宏