からくりの里(飯塚)斉藤林業スタッフブログ

お客様の建築地の調査に行った際のことです

大きな水車がグルグル回っている風景に出くわしました。

場所は観光地でもない高崎市箕郷町の住宅地のなかだったので余計ビックリしました。
案内看板によると周辺の人々の共同水車で明治時代初期から昭和30年代後期まで多くの水車が稼動し、最盛期には三十数基を数えたそうです。
(この個体は現存する最後の物を平成9年に復元した物だそうです。)
地域のあちらこちらで水車が回っている風景って「なんかいいなぁ」 と思いました。

中を覗いてみると木でできた歯車などが複雑に組み合い、杵を上下させたり臼をまわしたり水の力を生活に必要な動力に変換し利用する機構がうかがえます。

まさに知恵と技術力で環境に負担をかけない先人の知恵です。
現代でもこういった「からくり技術』が見直され、最先端の製造産業でも取り入れられているというのを以前テレビで見ました。

ちょうどタイムリーなことに今度の土日に、前橋支店近くの群馬産業技術センターにて
「群馬県からくり工夫展」なる催しが開催されるそうです。
面白そうなので、行ってみようかと思います。
チラシ↓
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前橋支店長 飯塚 邦彦

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